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逆張り花見会

桜咲く季節は、明るく、軽やか・・・そんなイメージ誰が決めたのだ。極度の逆張り人間はこうして常識を打ち破る(あるいは踏み外す)のです。ローキーな桜の姿、見たくないですか。激アツですよ。是非ご覧ください。

(一応EV値がどうとか技術的なことも考えてましたが、次回に割愛します)

今回の推奨BGM。春の訪れですので軽やかなジャズ調で行きましょう。

(筆者は東方project”未履修”です。原曲が持つイメージとの相違についてはお目こぼし願います)


大都会甲府のど真ん中、自然残る城郭は桜の名所でもあります。満開宣言の翌日ということで多くの人で賑わっていました。写真愛好家、花見の人々、手を繋ぐ男女・・・そこへ紛れ込むは”被写体と対話する男”nagoya832であります。うるせえな。(写真の方々は無関係です)

早速木陰から1枚。長い冬を抜け、いのち芽吹く鮮やかな季節。春は良いぞ(花粉を除く)。

おおよそ世間一般のピープルが思い浮かべるハイキーな感じに仕上げてみました。しかしボケがイケてないな。

今回の撮影行で私が見つけた推し桜はヨドバシ甲府の東側、城のホテル前の桜です。

ビルの谷間から差す光をまとい煌めく大樹。格の違う美しさは人目をはばからずカメラを振り回してしまう程ですよ。ああ恥ずかしい。道を一本入ったところから変わりゆく甲府駅南口を静かに見守ってきた存在なのかしら。信玄公像とは対極の存在かもしれませんね。


石和温泉駅から徒歩で次の目的地へ。石和温泉郷の『さくら温泉通り』。川沿いに桜と旅館・ホテルが建ち並ぶ、風情あるフインキの通りであります。

夕日に照らされる桜の花を側光で。逆張り人間なのでこういう画が欲しくなります。

逆光で写すことで被写体のディテールがよく見えるということがあります(ex.車やら電車のボディ、猫の毛並み)。透ける花びら、いいですねえ。

ローキーな雰囲気に仕上げてみました。華やかさの裏に隠れた儚さが見え隠れしているよう。どうです?いいでしょう?(1/10000秒とかいう狂ったシャッター速度は電子シャッターの所作です。やはり恐るべし9閣下)


舞鶴城公園まで戻ってきました。夜です。ISO感度アゲアゲで行きましょう。α350の頃には考えられなかったISO6400が十分常用できるレベルでした。科学の力ってすげー!

石垣を照らすライトに照らされ、ナイスな夜桜であります。

構図内の明暗差が大きいとマルチ測光では白飛びしてしまう。アホなので今まで意識してこなかった測光モードに気を配る必要が出てくる訳です。むつかしいよねえ。
思いつきでスポット測光を使い、白飛びさせずに撮影出来ました。青い光は東横インのネオンです。

折角なので(?)ISO10000まで上げてみました。反対側の照明にほんのり照らされている状況で、手元に何か書類があっても読めない程度の暗さ。しかしかなり明るく写っています。拡大すればノイズでガビガビですけど、サクッと眺める分にはなんとか。

桜の華やかさと、数日で散る儚さ。光があれば闇もある。
越えちゃいけないラインを気に留めつつ、節度ある妄想を楽しみましょう。遅れて来た中二病、良いぞ。

夜にカメラを振り回して、やはり明るいもの(ハイキー)だけが写真じゃないと切に感じました。ローキーな写真特有の、息をのむ雰囲気というものに少しだけ触れられたような気がします。半日で21000歩も歩いた甲斐があったというものです。


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